
パンを焼くなんて。
パン屋になるなんて
全く思ってもいなかったことです
里山に暮らすことを決め、この地にパン屋が
なかったのです
パンを焼いたことはないけれど、パンは大好き
家族もパンが大好き
朝ごはんはずっとパンだし
これは困った…
じゃ、自分で焼くしかないよね…って
そんな家族と自分のために焼き始めたパンなのです
せっかく自分で焼くならできるだけシンプルなものを、と
レーズンと水だけで発酵させた自家製コウボで焼いてみよう、と
そうやって焼き続けるうちに気がついたこと、たくさんの学びがありました
同じレーズンでおこしたコウボでも人それぞれ
私が同じようにおこしたコウボでもその時それぞれ
工房や家や私自身に宿っている微生物たちが、その時々で手を取り合ってパンを膨らませてくれていることに気がついたのです
それなのできっと、その時々で味わいにも変化があるのかもしれません
目には見えない世界で、かそけき微生物たちの営みの助けを得て、焼き上げたス・マートパンのパンたち
みなさんの食卓に、暮らしの一つになりますように






























